虎次郎くんが目がしょぼしょぼすると来院しました。
お話を聞いてみると、昨年からの症状とのこと。点眼などしていたがどうにも治りきらない様子。
何度か診察をさせていただいていると、重度の眼瞼内反症であることが分かりました。
下のまぶたが眼球の方に入り込んでしまう状態です。皮膚や毛が眼球にあたり刺激になって角膜の炎症やしょぼしょぼ、涙が出るなどの症状が起こっていました。
虎次郎くんにはまず「タッキング法」という、まぶたを外に引っ張り出す処置を行い1か月程度経過を見ていくことにしました。
処置後一週間、目の症状はだいぶ改善し、経過は良好です。